研究課題/領域番号 |
22590631
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
南方 かよ子 浜松医科大学, 医学部, 特任研究員 (70115509)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 薬毒物 / 錯体 / タンデム質量分析 / イオンスプレー / 質量分析 / 過塩素酸 / ヨード / 金 / 銅 / アジ化ナトリウム / Au / 錯体化合物 / シアン / 胃内容 / 尿 / 血液 / 練炭中毒 |
研究概要 |
申請者は水溶性が高い種々の薬毒物を錯体とし、極性有機溶媒で抽出し、エレクトロスプレーイオン化(ESI)質量分析(MS)法での高感度検出を可能にしてきた。その研究過程で性質が類似している一群の薬毒物は類似の条件で錯体の生成と検出が可能、即ち同時分析が可能であることが示唆された。従って、本研究では混合している薬毒物を群として一斉分析する方法の開発に努めた。また、通常の質量分析では妨害物を除くために、また混合した薬毒物を分離するためにカラムを使用しているが我々の方法ではタンデムマス(MS-MS)を用いることにより、妨害物を除き、かつ混合した薬毒物を分離するので、高価なカラムが不要である。またカラムによる分離には 30 分程時間を要するが我々の方法ではその時間は不要である。この 3 年間の研究成果として、1.シアン・アザイドイオン群、2.貴金属群、3.甲状腺機能低下イオン群の一斉分析が可能となった。我々の同時分析法は、時間、費用の面で法医学、救急医学分野に利点をもたらすものである。
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