研究課題/領域番号 |
22590636
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
ジャーマル モストファ (JAMAL MOSTOFA / MOSTOFA Jamal) 香川大学, 医学部, 助教 (50418802)
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研究分担者 |
木下 博之 香川大学, 医学部, 教授 (00284357)
三木 崇範 香川大学, 医学部, 准教授 (30274294)
飴野 清 香川大学, 医学部, 准教授 (50019626)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2010年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | Neurotrofic factor / Ethanol / Acetaldehyde / Knockout mice / Memory / エタノール / アセトアルデヒド / コリン作動性神経活動 / 海馬 / Aldh2 ノックアウトマウス / ApoEノックアウトマウス / 記憶 / ニューロトロフィン / Neurotrophic factor / Eight arm radial maze / Morris water maze / 空間認知 / Aldhノックアウトマウス / ApoE-/-ノックアウトマウス |
研究概要 |
中枢神経系のコリン作動性神経系(ChNS)は学習や記憶に基本的に重要な役割を果たしている。エタノール(EtOH)およびアセトアル デヒド(AcH)による行動学的な影響、c-fos、神経成長因子(NGF)や脳由来神経栄養因子(BDNF)を含むニューロトロフィンがChNS の活性維持への影響について、アルデヒドロゲナーゼ(Aldh)2ノックアウト(KO)、アポリポ ロテイン(Apo)E -KO、野生型(WT) の各マウスを用いて検討した。Eight-arm radial maze と Morris water maze による行動学的実験では、1)EtOH2.0g/kg 投与は Aldh2-KO、ApoE-KO、WT の各マウ スで著しい認知機能を低下させ 0.5g/kg、1.0g/kg 投与は各遺伝子型間で影響が異り、2)2.0g/kg 投与は全遺伝子型で長期記憶を低下 させ、3)学習能力は Aldh2-KO マウスが高く、次いで WT、ApoE-KO マウスの順に く、遺伝子型により差がある。2.EtOH 投与後 30 分のマウス海馬の各種 mRNA 発現を Real-time PCR 法で検討した。1)c-fos はEtOH(1.0、2.0g/kg)投与 Aldh2-KO マウ ス、EtOH(2.0g/kg)投与 WT マウスで強い発現があり、高濃度の EtOH や AcH は発現を促進する。 2)(1)EtOH2.0g/kg 投与では、コリンアセチルトランスフェラーゼ(ChAT)発現は Aldh2 -KO マウスで抑制し、アセチルコリンエス テラーゼの発現はWT マウスで促進し,(2)EtOH による NGF や BDNF 発現への影響はない、 (3)Aldh2-KO は WT マウスに比較して ChAT 発現 は著明に低く、NGF の発現はかなり高い。高濃度の EtOH や AcH は、マウス海馬の ChNS の諸因子を変動させるが、NGF や BDNF の発現変動を 伴わない。
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