研究課題/領域番号 |
22590695
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
岡田 英理子 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (20376784)
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研究分担者 |
根本 泰宏 (根元 泰宏) 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (20456213)
渡辺 守 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10175127)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | IL-7 / IL-7R / メモリーT細胞 / 炎症性腸疾患 |
研究概要 |
炎症性腸疾患(IBD)の病態解明および画期的な根治療法の開発を最終目標として、疾患フェノタイプを"記憶"し、生涯にわたり生体内に潜在し続ける"腸炎惹起性メモリーT細胞"に着目し、その維持機構におけるIL-7/IL-7受容体(IL-7R)シグナルの重要性を証明してきた。本研究においてIBDに対するIL-7/IL-7Rシグナルターゲット療法の実現化のために、1)腸炎惹起性メモリーT細胞におけるIL-7R発現制御機構の解明(より有効な治療標的分子の網羅的検索)、2)腸炎モデルT細胞および非T細胞におけるIL-7/IL-7Rシグナル重要性の比較検討(より有効な治療標的細胞の検索、より安全で確実な治療法の開発)を行った。正常マウスおよび腸炎マウスにおいてIL-7RαはCD4+T細胞に最も高発現しており、腸炎の発症とともにCD4+T細胞ではIL-7Rαの発現が亢進した。IBDの遷延性における重要な因子であるIL-7/IL-7RシグナルにはCD4+T細胞におけるIL-7Rα発現が必須であり、炎症性腸疾患の分子ターゲット療法としてCD4+T細胞におけるIL-7/IL-7Rシグナル阻害が有力な標的となり得ることが示唆された。
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