研究課題
基盤研究(C)
ラット摘出心房標本において、不整脈(頻拍様興奮tachycardia-like excitation) を電気刺激により誘発し、その際の興奮波伝播の時間的・空間的パターンを膜電位の光学的イメージング法により解析した。その結果、興奮波の伝播パターンには誘発のイベントごとに大きな違いが見られ、これらは誘発時の生理学的条件の微小な揺らぎによるものと考えられた。このことから、ここで見られた不整脈は時空カオスとしての特徴を持っていることが明らかとなった。
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J Physiol Sci
巻: 60 ページ: 109-117
10027711480
Journal of Physiological Sciences