研究課題/領域番号 |
22590823
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 獨協医科大学 (2011-2012) 東京大学 (2010) |
研究代表者 |
長田 太助 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (40393194)
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連携研究者 |
田中 君枝 東京大学, 保健センター, 助教 (30508065)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 血管病態学 / AMPキナーゼ / 血管内皮 / アルドステロン / ミネラロコルチコイド / 一酸化窒素 / 血管 / 動脈硬化 |
研究概要 |
Tet- On発現システムを使い、血管内皮特異的にdominant-negative (dn) AMPK またはconstitutively-active (ca) AMPK を発現できるトランスジェニックマウス(TEK-rtTA/TRE-dnAMPKおよびTEK-rtTA/TRE-caAMPK)を開発した。ドキシサイクリン(DOX)投与で目的の遺伝子を血管内皮特異的に発現誘導できる。DOCA食塩処置したTEK-rtTA/TRE-caAMPK マウスの内皮依存性血管拡張反応は対象マウスに比して有意に増強していた。しかしL-NMMAの前投与でeNOSを阻害するとによって そのような増強効果はほぼ完全に抑制された。一方DOCA食塩処置したTEK-rtTA/TRE-dnAMPK マウスでは内皮依存性血管拡張反応は対照マウスに比して有意に減弱していた。3種類のDOCA-salt マウス(Wt, caAMPK, dnAMPK)の間で血圧に有意差はなかったことから、そのような内皮保護的なAMPKの作用は血圧には依存しないことが明らかになった。
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