研究課題/領域番号 |
22590841
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
福島 千鶴 長崎大学, 大学病院, 准教授 (50380978)
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研究分担者 |
松瀬 厚人 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (60336154)
河野 茂 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (80136647)
河野 哲也 長崎大学, 大学病院, 助教 (50457511)
土田 朋子 長崎大学, 大学病院, 助教 (60581949)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 気管支喘息 / 真菌 / アレルギー / アスペルギルス / 抗真菌薬 / マクロライド系抗菌薬 / ダニ / 感作 / アレルギー性炎症 / サイトカイン |
研究概要 |
ダニで感作を行った気管支喘息モデルマウスに経鼻でアスペルギルスを投与すると、Th2サイトカインおよびMUC5acの産生が増加することにより、好酸球の浸潤や杯細胞の過形成等のアレルギー性炎症が増悪した。アスペルギルスで感作したマウスよりもダニで感作したマウスの方がアスペルギルスを経鼻投与した際の、アレルギー性炎症の増悪は顕著であった。ダニ感作喘息マウスから採取した肺胞マクロファージの貪食能は低下しており、アスペルギルスの気道への定着を容易にしている可能性が示唆された。増悪したアレルギー性炎症に対し、抗真菌薬単独投与では有効性に乏しく、ステロイドとの併用にて効果がみられた。抗真菌薬の種類によって効果は異なった。ステロイド、各種抗真菌薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬、マクロライド系抗菌薬のうち、ステロイドとマクロライド系抗菌薬の併用が特に有効であった。
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