研究課題/領域番号 |
22590880
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
稲城 玲子 東京大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (50232509)
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研究分担者 |
南学 正臣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (90311620)
和田 健彦 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90447409)
大瀬 貴元 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10568447)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 小胞体ストレス / 尿細管 / unfolded protein response / 虚血 / 酸化ストレス / 翻訳制御 / microRNA / 腎臓病 / UPR経路 / 酸化ストリス / 腎臟病 |
研究概要 |
慢性腎臓病におけるmicroRNA(miRNA)の役割を解明する目的で、虚血・小胞体ストレス負荷尿細管細胞のmiRNAmicroarray解析、ストレス下で発現変動するmiRNAの機能解析を行った。その結果、1)miR-205発現はストレス下で著明に低下し、尿細管細胞のストレス感受性を高める、2)miR-205の標的遺伝子としてPHD1を同定、3)ストレス下でのmiR-205発現低下はPHD1発現亢進、虚血・小胞体ストレス転写因子HIF/ATF4の分解促進、ひいては下流遺伝子抗酸化酵素群の発現低下を招くことなどを明らかにした。miR-205は尿細管細胞恒常性維持に寄与している可能性が示された。
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