研究課題
基盤研究(C)
高カロリー摂取と運動不足に起因する疾患群の総称であるメタボリックシンドローム類似の病態をタウ病理を示すトランスジェニックマウスに再現し、その変化を検討した。高カロリー摂取によりタウ病理は増強したが、運動を加えることで改善した。興味深いことに運動では体重は減少しなかった。タウ病理の増強には炎症性の因子の増強が推定され、その一員としてレプチンによる炎症誘導作用が推定された。運動がレプチン耐性を改善し、抗炎症作用を示したと推定された。
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