研究課題/領域番号 |
22591020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内分泌学
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研究機関 | 公益財団法人冲中記念成人病研究所 (2012) 財団法人 冲中記念成人病研究所 (2010-2011) |
研究代表者 |
竹下 章 公益財団法人冲中記念成人病研究所, 研究員 (20322646)
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研究分担者 |
竹内 靖博 冲中記念成人病研究所, 主任研究員 (50202164)
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連携研究者 |
鯉淵 典之 群馬大学, 医学研究科, 教授 (80234681)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 内分泌学 / SXR / 薬剤性骨軟化症 / 環境化学物質 / CYP3A4 / アセチルトリブチルクエン酸 / ビスフェノールA / フタル酸化合物 / TRPV6 |
研究概要 |
薬剤添加物は長期間・相当量が生体に暴露されうる化学物質であるが、ビタミンD代謝への影響は不明である。オーファン核内受容体SXRは、肝臓や腸管に発現し、活性型ビタミンD_3の分解酵素のひとつであるCYP3A4の転写調節を行っている。我々が検討した8種類の薬剤添加物のうち4種類でSXRの転写刺激活性が認められた。特にアセチルトリブチルクエン酸(ATBC)に強い転写活性が認められ、ラット腸管でCYP3A4の酵素誘導が生じることが確認された。ATBCは食品ラップ、玩具、食品添加物などにも頻用されている。ATBCによる腸上皮細胞における活性型ビタミンD_3代謝の亢進は、腸粘膜からのカルシウム吸収の低下など、骨代謝に悪影響を及ぼす可能性が示唆される。
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