研究課題
基盤研究(C)
質量分析法を活用して、生理活性ペプチド候補分子を同定する新しいアプローチを考案した。具体的には、ヒト内分泌腫瘍由来培養株の分泌顆粒内のペプチドを質量分析し、ペプチド群のN端およびC端配列を包括的に解析して、前駆体タンパク質からのペプチド生成部位(プロセシング部位)を同定した。その情報から候補ペプチドの分子型を推定し、その活性を簡便にスクリーニングするために、細胞内カルシウム動員をex vivoで評価する系を構築した。視床下部および下垂体を標的とする2 種類のペプチドを同定し、 NERP-3, -4と命名した。これらのペプチドはヒト・マウス・ラットで配列が共通である。視索上核には抗NERP-3 反応性の利尿ホルモン(ADH)産生神経内分泌細胞が存在し、in vitroでNERP-3 は視床下部から用量依存性にADH分泌を促進することを明らかにした。
すべて 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (19件) (うち査読あり 19件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 図書 (8件) 備考 (3件) 産業財産権 (6件) (うち外国 3件)
Mol Cell Proteomics
巻: 12 ページ: 700-9
J Biol Chem.
巻: 288 ページ: 1171-83
Mol Cell Endocrinol.
巻: 372 ページ: 49-56
Molecular and Cellular Proteomics
巻: 12 号: 3 ページ: 700709-700709
10.1074/mcp.m112.017400
J Biol Chem
巻: 288 号: 2 ページ: 1171-1183
10.1074/jbc.m112.386722
Molecular and Cellular Endocrinology
巻: 372 号: 1-2 ページ: 4956-4956
10.1016/j.mce.2013.03.012
Endocrinology
巻: 153 ページ: 1377-86
Biochem Biophys Res Commun.
巻: 428 ページ: 512-7
Biochem Biophys Res Commun
巻: 428 号: 4 ページ: 512-517
10.1016/j.bbrc.2012.10.073
巻: 153(3) 号: 3 ページ: 1377-1386
10.1210/en.2011-1539
Oncogene
巻: 30 ページ: 1413-21
J Proteome Res.
巻: 10 ページ: 1870-80
Journal of Proteome Research
巻: 10 ページ: 1870-1880
J Neurochem
巻: 114 ページ: 1097-106
巻: 9 ページ: 5047-52
Regul Pept.
巻: 163 ページ: 43-8
Am J Physiol Endocrinol Metab.
巻: 299
Genes Cells.
巻: 15 ページ: 595-606
巻: 9 ページ: 5047-5052
http://www.ncvc.go.jp/res/divisions/pharmacology/001/a_detail.html