研究課題/領域番号 |
22591030
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
黒須 哲也 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (40361696)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 血液腫瘍学 / Ph陽性白血病 / BCR/ABL / 分子標的療法 / 低分子量Gタンパク質 / 低分子量G蛋白 |
研究概要 |
PECAM-1はCD31とも呼ばれる130kDのimmunoglobulin superfamilyの接着分子で、内皮細胞と造血細胞に広範に発現する 。2つのチロシンリン酸化部位ITIM領域を有し、 細胞シグナル伝達を御することが報告されている。慢性骨髄性白血病やPh陽性急性リンハ゜芽球性白血病引き起こす融合型チロシンキナーゼBCR/ABL発現細胞において、BCR/ABLおよびSrcファミリリーキナーゼがPECAM-1のITIM領域をリン酸化することを見いだした。ITIMのチロシンリン 酸化によりSHP2結合し脱リン酸化するとともに、Gab2とも複合体を形成し、細胞内シのシグナル伝達の制御に関与することが推察された 。BCR/ABLチロシンキナーゼ阻害薬imatinib耐性変異E255KやT315Iはより強くPECAM -1を リン酸化した。BCR/ABL発現細胞にPECAM-1をを過剰発現すにより、Rap1/MEK経路の活性化と細胞接着亢進し、imatinibやBCR/ABLチロシンキナーゼ第二世代阻害薬dasatinibによるmitochondria障害 caspaseの活性化を介したアポートーシス誘導を抑制した。これらの結果よりPECAM-1はBCR/ABL 性白血病において、薬剤耐性や白血病化の進展に関与していることが推察された。
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