研究課題/領域番号 |
22591032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
山崎 宏人 金沢大学, 大学病院, 講師 (50361994)
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連携研究者 |
中尾 眞二 金沢大学, 医学系, 教授 (70217660)
小松崎 俊彦 金沢大学, 機械工学系, 准教授 (80293372)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 再生不良性貧血 / PNH型血球 / トロンボポエチン |
研究概要 |
PNH型血球は、骨髄不全における免疫病態のマーカーとして有用であるものの、陽性細胞が少数の場合には判定に迷うことが多い。このため研究開始時には、各ドットにおける蛍光強度の数学的定量化を試みたが、日常臨床への適応は困難であった。抗GPIアンカー膜蛋白抗体の代わりにFLAREを用いることにより、PNH型血球の正確な定量化が達成された。PNH型血球が陰性でも免疫抑制療法が奏効する例があることから、さらに良いマーカーを探索したところ、血漿トロンボポエチン(TPO)値の高値が免疫病態と相関しており、PNH型血球陽性例を包含していることが明らかになった。したがって血漿TPOの測定は骨髄不全の病態診断に有用であることが示唆された。
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