研究課題/領域番号 |
22591035
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
前田 哲生 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00403064)
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研究分担者 |
金倉 譲 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (20177489)
織谷 健司 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (70324762)
横田 貴史 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (60403200)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 造血幹細胞 / 赤血球 / 膜蛋白 / ESAM-1 / 細胞周期 / 自己複製 / 初期分化 / 血管内皮細胞 / 目己複製 |
研究概要 |
我々が新規造血幹細胞特異的表面マーカーとして同定した endothelial cell-specific adhesion molecule-1 (ESAM-1)について、 「造血幹細胞上の ESAM-1 の生理的意義」を明らかにすることを目的として研究を行った。マウスを 5-FU 処理した後の回復期にある造血幹細胞がESAM-1 を高発現することを見出し、 細胞周期と ESAM-1 発現との関連性を明らかにした。一方、ESAM-1 欠損マウスに対して 5-FU 処理を行った場合、赤血球の回復が遅延することが原因で、一部のマウスが死亡した。造血回復期の BFU-E, CFU-E コロニー形成細胞が著明に低値であり、造血幹細胞から赤芽球への早期分化段階に ESAM-1 が必要であると考えられた。 また、 ヒトにおける ESAM-1 の発現を検討した結果、造血幹細胞の他にも ESAM-1 高発現細胞集団が臍帯血中に存在した。これら細胞は造血細胞への分化を示さなかったものの、血管内皮細胞への分化能を有することが明らかになった。細胞治療の新しい材料として期待できる結果であると思われる。
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