研究課題
基盤研究(C)
血小板機能がどのような遺伝子によって制御されているのかを解明するために、我々は細胞内蛋白であるRIAM欠損血小板をもつマウスを作製し、その血小板機能を検討した。その結果、我々が以前報告した様にRIAM欠損血小板では、血小板凝集惹起剤に対するフィブリノーゲン結合能が低下していたが、完全に消失している訳ではない事が確認された。その結果から、RIAMは血小板インテグリンのフィブリノーゲンに対する親和性の調節に関わっているが、その機能を補完する様な別の遺伝子の存在も示唆された。
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臨床血液
巻: 第51巻 ページ: 377-383