研究課題/領域番号 |
22591099
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 相模女子大学短期大学部 |
研究代表者 |
清家 正博 相模女子大学短期大学部, 食物栄養学科, 教授 (50346714)
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研究分担者 |
濱田 久美子 相模女子大学短期大学部, 食物栄養学科, 助手 (00510629)
松下 亜由子 相模女子大学短期大学部, 食物栄養学科, 助手 (40551122)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | アレルギー皮膚炎 / ヒスタミン H1 受容体拮抗剤 / ヒスタミン H4 受容体拮抗剤 / アレルギー性接触皮膚炎 / ヒスタミンH1受容体 / ヒスタミンH4受容体 / Th1 / Th2 / 慢性アレルギー性接触皮膚炎 / ヒスタミンH1受容体拮抗剤 / ヒスタミンH4受容体拮抗剤 / アレルギー性皮膚炎 / ヒスタミン / Th17 |
研究概要 |
慢性のアレルギー性接触皮膚炎において、ヒスタミンは皮膚病変を増悪させる。その際に、副腎皮質ホルモン剤に加えてヒスタミンH1受容体拮抗剤が使用されている。本研究では、2、4、6トリニトロ、1クロロベンゼン(TNCB)を背部皮膚に反復途布して慢性アレルギー性接触皮膚炎を発症させたマウスにH1受容体拮抗剤とともにH4受容体拮抗剤を投与して、その効果について検討した。H1受容体拮抗剤には塩酸オロパタジンをH4受容体拮抗剤にはJNJ7777120を用いた。その結果、両剤の併用はH1受容体拮抗剤単独よりも皮膚病変に対して有効であった。血清IgEや皮膚病変部のIL-4、5、6(Th2サイトカイン)量は、両剤の併用によって減少した。H1とH4受容体拮抗剤の併用は、単剤投与がもたらす弊害を代償し、慢性アレルギー性接触皮膚炎に対する新しい没療法になる可能性が示唆される。
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