研究課題/領域番号 |
22591136
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
有阪 治 獨協医科大学, 医学部, 教授 (60151172)
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連携研究者 |
西連地 利己 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (70453404)
志村 直人 獨協医科大学, 医学部, 講師 (70211290)
小山 さとみ 獨協医科大学, 医学部, 講師 (70364643)
山崎 弦 獨協医科大学, 医学部, 助教 (90566647)
市川 剛 獨協医科大学, 医学部, 助教 (80438712)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 小児肥満 / 乳児肥満 / メタボリックシンドローム / body mass index / adiposity rebound / インスリン抵抗性 / 動脈硬化 / LDL粒子径 / small dense LDL / 母乳栄養 / 2型糖尿病 |
研究概要 |
出生コホートにおいて、乳児期に増加した BMI (body mass index)が、幼児期にいったん減少してから再び増加し始める adiposity rebound (AR) の時期と、12 歳時の BMI と、血清脂質値や血圧などの動脈硬化危険因子との関係を検討した結果、1) AR が早いほど、とくに 4 歳以下で AR が開始した場合、12 歳時の BMI 高値、血清脂質異常、血圧高値などの異常を伴いやすいこと、2) 乳児期の体重増加と AR の時期には相関が認められなかったことから、乳児肥満は将来の肥満にはつながりにくいと考えられること、3)母乳栄養は人工栄養に比べて 12 歳での肥満の出現が少ないこと、4)早期に起こる AR に影響する生活環境や生活習慣には、特徴のあることが明らかになった。AR の時期に着目した生活習慣への幼児期からの早期介入により、将来の肥満や代謝異常の予防が可能であると考えられた。
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