研究課題
基盤研究(C)
ヒトケラチノサイトの thymic stromal lymphopoietin (TSLP)発現誘導について解析し新知見を得た。アトピー性皮膚炎患者皮膚での増殖が知られる黄色ブドウ球菌や、ハウスダストに含まれることが知られる微生物鞭毛成分、そしてアレルギー関連サイトカインなどが TSLP 誘導を促進することを明らかにした。機能的な遺伝子発現を高感度に検出する方法も見いだした。本研究によって、TSLP 発現制御のターゲットとなり得る新規な環境因子および自己由来因子を同定することができた。
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