研究課題
基盤研究(C)
「うつ状態」における自殺企図は、異種性が大きいことが予想されるため、まずは統合失調症群に疾患群を絞った。自殺企図群と非自殺企図群の間で、衝動性に関連するとされる血清総コレステロール値に有意差はみられず、また PANSS の陽性症状、陰性症状,思考解体,敵意・興奮,不安・抑うつの項目についても、自殺行動に特徴的な精神症状は指摘できなかったが、自殺企図群内においては、男性は女性に比して血清総コレステロール値は低く、精神症状の得点は概して高い傾向にあった。自殺企図患者に高感度のメタボローム解析を適応した、自殺企図患者の血液サンプルの解析を行い、マルチバイオマーカー探索を継続し、精神疾患患者の自殺リスクの早期拾い上げ、自殺再企図予防の可能性についても検討を継続する予定である。
すべて 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (7件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Prog Neuropsychopharmacol Biol Psychiatry
巻: 40 ページ: 347-52
10.1016/j.pnpbp.2012.11.002
Schizophr Res
巻: 140(1-3) 号: 1-3 ページ: 185-91
10.1016/j.schres.2012.06.031
巻: 35(4) 号: 4 ページ: 1108-11
10.1016/j.pnpbp.2011.03.010
巻: 35(1) 号: 1 ページ: 252-6
10.1016/j.pnpbp.2010.11.019
Prog Neuropsychopharmacol Biol Psychiatry.
巻: 35 ページ: 1108-1111
巻: 35(1) ページ: 252-256
http://www.med.kobe-u.ac.jp/psyneu/newfolder1/index.html