研究課題/領域番号 |
22591272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
斉藤 まなぶ 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (40568846)
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研究分担者 |
古郡 規雄 (古郡 規雄(安井規雄)) 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20333734)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 児童精神医学 / 児童思春期精神医学 |
研究概要 |
12~18 歳の精神病前駆状態(ARMS)患者 74 名について調査したところ、リスク状態と診断してから観察 12 か月に時点で統合失調症へ移行したのは 23%であった。(2)ARMS 患者 74 名中 59%が広汎性発達障害(PDD)の診断基準を満たしていたが PDD群と非 PDD 群で移行率に差はなかった。また ARMS40 例の認知機能検査(BACS-J)において言語性記憶(p<0.05)、注意(p<0.005)および Total score(p<0.05)の項目で移行群での有意な低下を認めた。ARMS 患者 90 名の SIPS スコアについてロジスティック回帰分析を行ったところ、P1 の不自然な思考内容/妄想でオッズ比 4.203(p<0.01)、 P3 の誇大観念で 0.411(p<0.05)、 P4の知覚の異常/幻覚で 1.898(p<0.05)であり、P1 と P4 のスコアが上がるほど発病の可能性が高まる結果となった。生物学的指標では BDNF、EDA などの不飽和脂肪酸、遺伝子関連では共同研究者がマイクロ RNA について解析中である。(3)(4)については同意患者数が少ないため研究を継続中である。
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