研究課題/領域番号 |
22591278
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
和田 有司 福井大学, 医学部附属病院, 教授 (30175153)
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連携研究者 |
村田 哲人 福井大学, 医学部, 准教授(H22-H23) (80200294)
高橋 哲也 福井大学, 医学部附属病院, 講師 (00377459)
小坂 浩隆 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命准教授 (70401966)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 精神生理学 / 統合失調症 / 5-HT1Aアゴニスト / CANTAB / 認知機能障害 / 前頭葉機能 / 脳イメージング / 機能的MRI / 認知機能 / 脳波解析 |
研究概要 |
統合失調症の認知機能障害の病的基盤を探る目的で研究を行った。脳波の非線形解析では、統合失調症において前頭領域のエントロピーの増加を認めた。次に、表情認知課題における機能的 MRI 研究では、表情の感情価判断課題施行時の活性を検討した。その結果、統合失調症群では健常群と比較して、右扁桃体の活性が有意に高かった。一方、自閉症スペクトラム障害群では定型発達群と比較して扁桃体の賦活が低かった。次に、セロトニン1A アゴニスト(タンドスピロン)の投与後に、統合失調症での CANTAB で同定された前頭葉機能の低下が一部改善し、本剤の治療効果が支持された。
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