研究課題/領域番号 |
22591371
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
田嶋 強 東京女子医科大学, 医学部, 准教授 (50346798)
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研究分担者 |
河野 真理 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (30318050)
木村 健 東京女子医科大学, 医学部, その他 (70611284)
山崎 宙士 東京女子医科大学, 医学部, その他 (90611286)
西江 昭弘 九州大学, 大学病院, 講師 (20457427)
浅山 良樹 九州大学, 大学病院, 講師 (40380414)
石神 康生 九州大学, 大学病院, 助教 (10403916)
柿原 大輔 九州大学, 大学病院, 助教 (80529818)
中山 智博 九州大学, 大学病院, 医員 (70419571)
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連携研究者 |
西江 昭弘 九州大学, 大学病院, 講師 (20457427)
浅山 良樹 九州大学, 大学病院, 講師 (40380414)
石神 康生 九州大学, 大学病院, 助教 (10403916)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 動注化学塞栓療法 / 予後因子 / 融合画像 / CT / IVR / 動注療法化学塞栓療法 |
研究概要 |
2008 年~2010 年に IVR-CT ガイド下 TACE を施行された約 100 例について三次元 CT 融合画像データの解析結果と臨床データの対比、 その後の経過観察結果を照合した。中期的経過観察の結果、局所再発 60%、再発までの期間は 14~1008 日であった。再発群と無再発群の比較では、治療安全域の幅(6.6± 14.7mm, 17.5±18.2mm;p=0.01)および Grade Iと Grade II~IV 間(56%, 96%;p<0.01)で再発率に有意差が認められた。Type A と Type B~D 間でも同様に有意差を認めた。つぎに、Grade I を達成できた 44 例で中期的経過観察結果について評価した。治療安全域の幅及び各種臨床的因子と局所再発の有無については、治療安全域 5mm 未満群と 5mm 以上群間でも局所再発率に有意差を認めた(68%vs.33% :p<0.01)。多変量解析では Grade I が独立した予後因子となった(p<0.01)。本研究の概要について第71回日本医学放射線学会総会(平成 24 年 4 月)にて口演発表、98th scientific assembly & annual meeting, Radiological Society of North America (平成 24 年 11 月)において発表を行った。結論として、HCC に対する経皮的動注化学塞栓療法を行う場合、IVR-CT を用いて安全域を考慮した治療を行うことで、考慮しない場合と比較して明確な治療効果の違いを生じることが判明した。この治療効果の違いは主に短期的に発生するものであるが、中期的経過で再発する症例の半数は安全域不足に基づくものであることが判明した。治療効果を向上させるための因子としては、Grade I、安全域 5 mm 以上を基準とした Type A が重要と考えられた
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