研究課題/領域番号 |
22591407
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
渡邊 常太 愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (40403802)
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研究分担者 |
高田 泰次 愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10272197)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 臓器移植 / 抗体関連型拒絶反応 / 補体 / γ-グロブリン / 移植医療 / フローサイトメトリ / 超急性拒絶反応 / Bリンパ球 |
研究概要 |
移植医療における超急性拒絶反応は、移植片に対して反応する既存抗体が補体を活性化し細胞障害を引き起こすと考えられている。今回、移植ドナー患者のリンパ球による補体成分の活性化を、フローサイトメトリーを用いて直接計測する方法を検討した。当研究の結果、通常の仮説に反し CDC test、結合 IgG 量、IgGサブクラスは補体活性化の予測因子としては精度が低いことが示された。また HLA 抗体の補体活性化を計測するために最も適したパラメータは C3b であり、精度の高い新たな移植患者選択システムとして使用可能である。IVIG は HLA 抗体により活性化された補体系を抑制することが示され、免疫感作患者に対する移植医療を進歩させる可能性がある。
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