研究課題/領域番号 |
22591451
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
伏田 幸夫 金沢大学, 大学病院, 講師 (10301194)
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研究分担者 |
原田 真市 金沢大学, 医学系, 助教 (90272955)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 胃癌 / 腹膜播種 / 腹膜中皮細胞 / EMT / 微小環境 / 形質 転換 (EMT) / TGFβ / パクリタキセル / fibrocyte / 胃癌腹膜播種 / 形質転換 / 線維化 / paclitaxel / TGF-β |
研究概要 |
我々は微小環境下において、がん細胞が分泌するTGF-βが腹膜中皮細胞 (HPMC)におよぼす影響を検討した。TGF-βによって活性化したHPMC (a-HPMC)は間葉系細胞様に形質転換し (EMT)、浸潤能や増殖能を獲得することを明らかにした。TGF-βによって誘導されるEMT様変化は増殖抑制を来さない低濃度paclitaxelによって阻害可能であり、そのメカニズムとしてSmad2のリン酸化を抑制することを明らかにした。さらに、マウス背部にMKN45とa-HPMCを共に培養したものを移植したところ、腫瘍の線維化をも誘導することを証明した。
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