研究課題
基盤研究(C)
食道癌治療において放射線治療や化学療法は大きな役割を担っているが、各症例・各薬剤でその効果・有害事象は大きく異なっている。本研究では放射線治療、化学療法が治療の重要な役割を占める食道癌を対象に、化学放射線療法(Chemo Radio therapy ; CRT)施行時の腫瘍細胞核内におけるDNAの二本鎖切断(Double -strand breaks : DSBs)状況を、ヒストン蛋白の一種であるγH2AXを指標として経時的・定量的に解析し、得られたデータと臨床効果との関連を検証することを目的とした。2010年~2012年にわたり、食道癌術前化学放射線療法施行例10例から、食道癌切除標本を採取し得た。現在、γH2AX染色を施行修了し、臨床学的効果判定および組織学的効果判定との関連を検討中であり、本年度中に解析終了予定である。
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