研究課題/領域番号 |
22591479
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
畑 啓介 東京大学, 医科学研究所, 助教 (60526755)
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研究分担者 |
篠崎 大 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (10312315)
釣田 義一郎 東京大学, 医科学研究所, 助教 (80345206)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 小腸大腸肛門外科 / 炎症性腸疾患合併大腸癌 / マイクロRNA / 大腸癌 |
研究概要 |
近年、マイクロRNAが癌、自己免疫性疾患と関与していることが注目されており、癌や炎症などの治療法開発やバイオマーカーとしてマイクロRNAの臨床応用が期待されている。本研究では炎症性腸疾患患者の血清や腸管粘膜におけるマイクロRNAの発現プロファイルを明らかにし、炎症性腸疾患の臨床病理学的因子との関連を調査することで、疾患メカニズムの解明と炎症性腸疾患合併大腸癌の早期発見に応用するための基礎的なデータを構築することを目的とした。 昨年度に引き続き潰瘍性大腸炎手術後の回腸嚢(正常および回腸嚢炎)からの生検サンプルを用いて、マイクロアレーを用いてmRNAの発現を網羅的に調べた。また、今年度も引き続き手術標本、内視鏡時の生検、および血清サンプルの収集を行った。それと並行して、炎症性腸疾患合併大腸癌症例のパラフィン包埋サンプルを利用し、あるマイクロRNAと発現が負に相関することが報告されているタンパクの発現を免疫染色により調査した。このマイクロRNAは孤発性の大腸癌やそのほかの臓器の癌において上昇していることが報告されている。まず実験に先立ち、孤発性の大腸癌症例を陽性コントロールとして、マイクロRNAの発現に関してはリアルタイムPCRを用いて、タンパク発現に関しては免疫染色を用いて、条件設定を行った。その後、内視鏡時の生検標本および手術時の切除標本を用いてそのタンパク発現を免疫染色により調査した。その結果、そのタンパク発現は正常大腸粘膜では発現が強くみられたのに対して、炎症性腸疾患合併大腸癌では一部で発現が弱くなっている傾向がみられた。
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