研究課題/領域番号 |
22591505
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
天野 尋暢 広島大学, 病院, 病院助教 (30423370)
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研究分担者 |
田代 裕尊 広島大学, 大学院・医歯薬保健学研究院, 准教授 (90359894)
大段 秀樹 広島大学, 大学院・医歯薬保健学研究院, 教授 (10363061)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 胆管細胞癌 / Death receptor / NK細胞療法 / ムチンタンパク / ムチンコアタンパク |
研究概要 |
肝癌の中でも悪性度の高い胆管細胞癌、混合型肝癌の新規治療法の開発を目指して、肝癌肝移植患者に対して有効性を示してきたNK細胞療法を、胆管細胞癌の治療に応用する。臨床検体から胆管細胞癌のDeath receptorの発現(DR-4)が約90%に存在し、NK細胞の標的になりうることが証明できた。一方、臨床検体の検討から、MUC5が独立した予後不良因子であることが判明し、抗MUC IgG抗体投与により、相乗的なNK細胞の治療効果も期待できた。細胞株の検討では、HuCCT1において、投与するNK細胞の投与数に依存して細胞障害が増強することが示された。細胞株によってDeath receptorの発現が異なるものの治療効果は期待でき、臨床的にNK細胞が安定的に確保できれば、有望な治療法となる可能性が示唆された。
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