研究課題/領域番号 |
22591550
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
山岸 正明 京都府立医科大学, 医学研究科, 准教授 (40182422)
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研究分担者 |
八島 正文 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (30256565)
前田 吉宣 (前田 正宣) 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (20438203)
山本 裕介 京都府立医科大学, 医学部・附属病院, 専攻医 (40567682)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 肺動脈弁 / ポリテトラフルオロエチエン / ポリテトラプルオロエチレン / 心臓大血管外科学 / ポリテトラフルオロエチレン / 右室流出路 |
研究概要 |
独自に開発した伸延機材を使用して、臨床使用されている 0.1mm 厚expanded polytetrafluoroethylene (ePTFE)膜を加熱・伸展し、超薄型 ePTFE 膜を作成した。この超薄型 ePTFE 膜の厚さは約 0.05mm。この超薄型 ePTFE 膜を用いて、新たに開発したfan-shaped 弁を作成し、bulging sinnus 付 ePTFE 人工血管内面に ePTFE 糸を用いて縫着し、3弁付き導管を作成した。この 3 弁付き導管を右心系循環モデル内で弁機能を検討した。この結果、優れた弁機能が証明された。また、直径 8mm~24mm(2mm 刻み、9 種類)の弁付き導管を作成し、京都府立医科大学倫理委員会の承認の下に臨床試験を行った。臨床試験では現在までのところ、ePTFE 弁機能は非常に良好で、狭窄や閉鎖不全に伴う弁機能廃絶は認めていない。
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