研究課題/領域番号 |
22591556
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 九州保健福祉大学 |
研究代表者 |
山本 隆一 九州保健福祉大学, 薬学部, 教授 (10094111)
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研究分担者 |
蒲生 修治 九州保健福祉大学, 薬学部, 講師 (20273930)
金井 祐 九州保健福祉大学, 薬学部, 助教 (20551295)
松尾 徳子 九州保健福祉大学, 薬学部, 助手 (30551296)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 心バイパス手術 / バイパスグラフト / れん縮 / セロトニン / ヒト伏在静脈 / 血管グラフト / 糖尿病 / スパズム / インスリン / ミオシン軽鎖キナーゼ / ミオシン軽鎖脱リン酸化酵素 / 循環器疾患 / バイパス手術 / ミオシン軽鎖リン酸化酵素 |
研究概要 |
本研究の目的は、心バイパス手術において糖尿病がハイリスク因子であるかどうか解明することにある。我々は、グラフトとして用いる伏在静脈のセロトニン(5-HT)による血管収縮反応が、糖尿病患者では非糖尿病患者と比較して有意に増強されることを見出した。本研究において、糖尿病の伏在静脈での5-HTの血管収縮反応増強には、ミオシン軽鎖脱リン酸化酵素(収縮血管を弛緩させる役割を担う酵素)の質的および量的障害が関係していることを明らかとした。さらに、インスリンには、5-HT2A受容体を血管平滑筋細胞膜から細胞質に引き込む作用を有することなどを明らかとした。これらの結果から、我々は糖尿病が心バイパス手術においてハイリスク因子であると結論づけた。
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