研究課題
基盤研究(C)
原発性肺癌の原因となる新規の融合遺伝子 EML4-ALK およびその他の遺伝子とALK との融合遺伝子の検索および効率的なスクリーニング法の開発を行った。ホルマリン固定標本でも適用可能な FISH 法を用い、赤色プローブと緑色プローブの配置を考慮することで、判定の容易な方法を開発した。ALK 変異を有する肺癌は頻度が低いため(5%以下)、スクリーニングのアルゴリズムを開発、EGFR 遺伝子変異が陰性で、喫煙歴が少なく、腺房細胞タイプの組織亜型を有する腺癌に限ると、ほぼ見落としが無く、かつ測定対象の約 25%に ALK 遺伝子変異を有するグループを同定できるに至った。
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Asian Cardiovasc Thorac Ann
巻: 20 ページ: 426-31
Asian Cardiovasc Thorac Ann.
Ann Surg Oncol
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120002036596
http://www.thoracic-kyoto-u.gr.jp/