研究課題/領域番号 |
22591579
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
吉野 義一 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (70323681)
|
研究分担者 |
成相 直 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 講師 (00228090)
青柳 傑 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 准教授 (40134704)
河野 能久 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 助教(H22, H23) (90516296)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 脳血管内外科学 / 生体材料 / 脳血管内手術 / 脳血管障害 |
研究概要 |
ボリカーホネートボリウレタンの多孔構造の発砲密度を調整し、マイクロカテーテル(内腔約1mm)に挿入できるよう加工した。これを糸状に加工し、中心部に芯となるナイロン糸を入れることによって挿入や引き戻しといった既存のメタリックコイルと同様な操作が可能になった。実臨床の脳血管内手術のテクニックに近い条件で使用できるようになった。また本材料に金属マーカーを付し、X線透視下の視認性を向上させた。動物実験では動脈瘤入口部(ネック部)の表面に良好な血管内膜の被覆を認めた。また本素材の多孔構造内に新生結合組織が増生し、動脈瘤治癒に際する生体反応に本材料が良好に適合性すると示唆された。一方で本材料はX線透過性が高いため瘤内での充填度の判定が困難であった。また臨床への応用には更なるでハイスの発展改良が必要なことが明らかとなった。
|