研究課題/領域番号 |
22591586
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
近藤 威 神戸大学, 大学院・医学研究科, 医学研究員 (50273769)
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研究分担者 |
甲村 英二 神戸大学, 大学院・医学研究科, 教授 (30225388)
篠山 隆司 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (10379399)
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連携研究者 |
福本 学 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (60156809)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 脳腫瘍 / 高輝度放射光 / 放射線治療 / マイクロビーム / マイクロビームX線 / 抗腫瘍効果 / 放射線治療法 / 微小平板ビーム / 高エネルギーX線 / モンテカルロコード / ガフクロミックフィルム / 顕微分光 / グリオーマ / マイクロアレイ解析 |
研究概要 |
実験的に 100Gy 以上の線量の平板状放射線を幅数十ミクロン程度で照射すると、照射された幅(peak 領域)の領域は細胞死に陥ることが確認された。隣接する非照射領域(valley 領域)は細胞死に至らず、結果として照射された脳組織の構築は保たれた。さらに、このX線を 200 ミクロン間隔のすだれ状(あるいは格子状)にしてラット大脳半球に照射しても脳の構築は保たれた。 組織学的には、正常脳組織では高線量が当たった peak 領域で 1 週間程度かかって神経細胞死が完成する。一方、毛細血管は microbeam で分断されても血流低下を来すまでには至らない。また、慢性期になっても反応性の血管内皮増殖は無視でき、閉塞性機転を示すこともない。細動脈レベルや頸動脈でも高線量 microbeam 照射で血管内皮の反応は乏しい
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