研究課題/領域番号 |
22591624
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
中野 直樹 近畿大学, 医学部, 講師 (60258027)
|
研究分担者 |
加藤 天美 近畿大学, 医学部, 教授 (00233776)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | Parkinson's disease / Electrocorticogram / Deep brain stimulation / Parkinson / deep brain stimulation / electrocortigram / 脳深部刺激 / パーキンソン病 / 脳波解析 |
研究概要 |
頭蓋内脳表電極を用いて,基底核を刺激した際の大脳皮質の反応をとらえた。計画書にのっとり、全身麻酔下での脳深部刺激例に対し、脳表電極から、深部刺激中の反応を測定した。【方法と対象】進行性パーキンソン病に対し,全身麻酔下で脳深部刺激術を施行した。【結果】視床下核例では、運動野に留置された電極から、130Hz-160Hz刺激により 20Hzでの波形の増大をえた。刺激部位の違いも患側され、視床下核の背側の方がより 20hzのパワーが高かった。刺激開始から、500msecでの反応がもっとも認められ、この反応は、同側運動野、対側運動野にも観察することができた。淡蒼球例では、一定の特徴を得ることができなかった。視床下核の刺激が、一次運動野への神経ネットワークがあることが前年度のデータと比較しても、揺るがない結果であった。計画書では、オンラインでの慢性脳波記録を麻酔下なしで行う予定であったが、症例がなく、計測、結果がえられなかった。しかし、これまでのデータを、オフラインで、脳波の再解析を行った、時間周波数変化だけではなく、皮質脳波から、適切な刺激によると DC shiftを示唆する結果を得た。
|