研究課題
基盤研究(C)
脊椎後方支持組織である腰椎椎間関節を切除することで、椎間板変性、すべりを伴わない椎間不安定性が出現することをラットで証明した。このモデルを用いて、自然歩行下で行動解析の結果、疼痛関連行動が処置後7週で認められた。後根神経節で疼痛関連伝達物質、炎症性サイトカインの増加がみられ、行動異常には、侵害受容性ならびに神経障害性疼痛が関与している可能性が判明した。椎間板そのものの変性過程がこの疼痛行動に寄与しているのか、椎間不安定に伴う脊髄、馬尾、神経根の障害によるものかは今後の検討が必要である。
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