研究課題/領域番号 |
22591653
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
篠原 孝明 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (00378209)
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研究分担者 |
平田 仁 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (80173243)
建部 将広 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (60420379)
山本 美知郎 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (90528829)
奥井 伸幸 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (70547554)
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研究協力者 |
夏目 唯弘 名古屋大学, 病院助教 (30624316)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 作業関連上肢筋骨格系障害 / mast cell / triptase / PAR2 / repeated minor trauma / VEGF / cytocine / PAR / 筋骨格系障害 / gelatinase(MMP) / tryptase / gelatinase (MMP) / Proteinase Activated Receptor (PAR) |
研究概要 |
手根管症候群・狭窄性屈筋腱腱鞘炎などの作業関連性筋骨格系障害において、病初期に疼痛が強く、長期経過するとともに機能障害は悪化するが疼痛が軽減する傾向にあった。腱滑膜の病理所見では病初期において、PAR2 のアゴニストである mast cell から放出される triptase が血管周囲に主に発現しておりそれと共に TNFα、IL-6 などの cytokine も高発現している。疼痛にこれらの因子が関与している可能性が考えられた。経過と共に triptase の発現は低下するものの血管や間質の変化とともに VEGF は高値となる傾向を認めた。Mast cell tryptase は作業関連性筋骨格系障害における滑膜の炎症や疼痛に重要な役割を果たしていると考えている。
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