研究課題/領域番号 |
22591660
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
井手 淳二 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 准教授 (10253725)
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研究分担者 |
水田 博志 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (60174025)
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連携研究者 |
坂本 英俊 熊本大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (10153917)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 四肢機能再建学 / 腱板骨結合部再生 / 細胞外基質グラフト / 成長因子 / 最大破綻強度 / 剛性 / 腱板再生 / 腱板骨移行部 / 細胞外基質 / 生体材料 / 線維芽細胞増殖因子 / 線維芽細胞増殖子 |
研究概要 |
修復困難あるいは不能な肩腱板断裂の治療法は未解決の問題点であり、新たな治療法を開発する必要がある。ヒト真皮細胞外基質 Acellular Dermal Matrix(以下ADM)は、細胞外基質のみで構成される生体架橋組織であり、細胞成分が特殊技術により削除されているため異物反応がなく周囲からの細胞浸潤が容易な構造である。 先行研究により、ADMパッチグラフトにより腱板骨結合部が再構築されることを実証したが、健常組織と比較すると組織学的、生体力学的に劣っていた。そこで、この腱板再建動物モデルに、線維芽細胞増殖因子(FGF-2)を局所投与することで腱板骨結合部のリモデリングと再生が促進されると仮説を立て実験を行った。実験結果から、FGF-2 の局所投与は、ADMパッチグラフトによる腱板再構築を組織学的、分子生物学的および生体力学的に促進することが明らかとなった
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