研究課題
基盤研究(C)
1)高齢者骨粗鬆症患者さんは骨脆弱性が高まり、まず脊椎骨折を生じ、その後、大腿骨近位部骨折をきたす、いわゆる「脊椎骨折から大腿骨近位部骨折への骨折連鎖」があることを検証すること、2)骨粗鬆症性骨折症例の血中25OH-D (ビタミンDレベルを測定し、ビタミンD不足と骨折との関連を検討すること、3)大腿骨骨構造および骨折症例の骨組織所見について検討することをめざした。その結果、血液中25 (OH) Dの低値、すなわちビタミンD不足は骨折危険因子であり、ビタミンD不足は脊椎骨折、引き続いて大腿骨近位部骨折をおこすことが示唆された。
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