研究課題/領域番号 |
22591718
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
福田 悟 帝京大学, 医学部, 教授 (30116751)
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連携研究者 |
坂本 英俊 帝京大学, 医学部, 助教 (90349267)
森田 茂穂 帝京大学, 医学部, 教授 (60143476)
澤井 淳 帝京大学, 医学部, 助手 (20527410)
高田 純子 帝京大学, 国際教育研究所, 助手 (00527418)
仙頭 佳起 帝京大学, 国際教育研究所, 助手 (80527416)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | メラニン凝集ホルモン / 睡眠・覚醒 / 記憶 / 麻酔 / Neuropeptide EI / 脳室内投与 / 海馬 / REM睡眠 / アセチルコリン / マイクロダイアリシス / アセチルコリン / 脳波 / 筋電図 / 麻酔機序 / ラット / オレキシン |
研究概要 |
メラニン凝集ホルモン(MCH)の睡眠・覚醒サイクルに及ぼす影響を検討した。 脳室内投与 MCH は覚醒期を減少したが、 REM 睡眠期と nonREM 睡眠期を増大した。睡眠は記憶と密接に関連し、記憶の保持は海馬でのアセチルコリン(ACh)放出が欠かせない。本実験では、脳室内投与 MCH は REM 睡眠期を増大し海馬 ACh 放出を増大した。さらに、REM睡眠期と海馬 ACh 放出に有意な相関が見られた。 また、 MCH の脳室内投与は覚醒伝達物質であるヒスタミンの大脳皮質からの放出に影響しなかった。以上の結果より、MCH は記憶と深く関連していることが示唆された。MCH の記憶との関連が麻酔にどのように影響するかは今後の課題である。
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