研究課題/領域番号 |
22591743
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
|
研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
新堀 博展 横浜市立大学, 医学部, 講師 (60404993)
|
研究分担者 |
小川 賢一 横浜市立大学, 附属病院, 准教授 (10233412)
紙谷 義孝 横浜市立大学, 医学研究科, 客員講師 (90381491)
菊地 龍明 横浜市立大学, 医学研究科, 客員准教授 (70285138)
田澤 利治 横浜市立大学, 医学研究科, 客員研究員 (40405006)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 難治性疼痛 / 脊髄刺激鎮痛法 / 下降性抑制系 / 神経因性疼痛 / 下降性疼痛抑制系 / 疼痛行動 / 免疫組織学研究 / マイクロダイアリシス法 |
研究概要 |
本研究では、脊髄における下行性抑制系の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンを抑制することによって脊髄刺激の鎮痛作用が減弱することを明らかにした。また、脊髄刺激によって、背側縫線核のセロトニン作動性ニューロンの数が増加すること、神経障害性疼痛モデルラットで増加する障害側の青斑核のノルアドレナリン合成酵素に対する染色性が元に戻ること、脊髄広角のセロトニン、ノルアドレナリン合成酵素の発現量が脊髄刺激によって変化しない事を明らかにした。以上から、脊髄刺激法による鎮痛は下行性抑制系の活性化を介して生じているものと考えられた。
|