研究課題/領域番号 |
22591770
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
魚住 二郎 佐賀大学, 医学部, 教授 (30223514)
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研究分担者 |
戸田 修二 佐賀大学, 医学部, 教授 (80188755)
徳田 雄治 佐賀大学, 医学部, 講師 (90315200)
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連携研究者 |
徳田 雄治 佐賀大学, 医学部, 講師 (90315200)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 前立腺癌 / 放射線被爆間質 / 癌間質相互作用 / 放射線被曝線維芽細胞 / 脂肪細胞 / 増殖 / 浸潤 / 脂肪組織由来間質線維芽細胞(ATSC) |
研究概要 |
前立腺癌細胞(PC3株)は、脂肪組織片、成熟脂肪細胞、脂肪組織由来間質線維芽細胞(ATSC)により浸潤を促進されたが、放射線照射の有無では浸潤傾向に高度の差はなかった。一方、LNcap株では放射線照射ATSCにより増殖が促進されたが、統計学的有意差はえられなかった。膀胱癌細胞株(RT4,EJ)についても検討を加えた。表在性膀胱癌株(RT4)は、放射線照射ATSCにより増殖抑制、アポトーシス促進された。一方、浸潤性膀胱癌株(EJ)は、放射線照射ATSCにより増殖促進、アポトーシス抑制された。また、放射線照射ATSCは、尿路癌のMAP kinase pathwayの発現を促進した。放射線被曝間質細胞の影響は、前立腺癌と膀胱尿路上皮癌とでは異なり、癌細胞の種類に依存していることが示唆される。被爆間質細胞の影響をより詳細に検討するためには、さらなる研究が必要である。
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