研究課題
基盤研究(C)
非閉塞性無精子症は射出精液中に精子を認めない重症男性不妊症であるが、約 40%の無精子症患者の精巣内には精子が残存し、これを手術的に採取し顕微授精に供する治療が唯一の治療法である。しかしながら、精巣内精子の有無を術前に予測することはこれまでの方法では困難である。我々は、非閉塞性無精子症の患者の精巣表面から近赤外線を照射し、非侵襲的に精巣内の状態をモニターすることを達成し得た。今後さらなる、研究により、精度の高い検査法を確立するステップとなった。
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