研究課題/領域番号 |
22591855
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
藤田 征巳 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (60303963)
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研究分担者 |
榎本 隆之 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 招聘教授 (90283754)
吉野 潔 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (90362730)
上田 豊 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (10346215)
木村 敏啓 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (90584524)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 婦人科腫瘍学 / 子宮内膜癌 / 浸潤 / 転移 / 癌幹細胞 / CTOS / 化学療法 / CIOS |
研究概要 |
臨床検体を用いた TSC403 遺伝子の発現の解析を行った。子宮内膜癌組織でより発現の程度が高い傾向を認めた。遺伝子増幅は認めなかった。TSC403 遺伝子発現細胞株を用いて In vitro における癌細胞の浸潤能解析を行った。有意な相関はなかった。正常子宮内膜組織検体と子宮内膜癌組織検体について、 iTRAQ 法を用いて、発現が増強または減弱していた蛋白質を同定した。そのうち蛋白質 X については、抗がん剤薬剤感受性に関係した。癌幹細胞の解析は、CD133 を幹細胞表面マーカーとし FACS flow cytometry により行った。癌幹細胞を継代培養したが、その培養継続はできなかった。また子宮内膜癌組織より、癌細胞からの新しいがん細胞調整法 CTOS: cancer tissue originated spheroid を試みた。子宮内膜癌において培養細胞(CTOS)の作成に成功した。作成した CTOS は、抗がん剤による in vitro 薬剤感受性試験を行うことができた。本研究は、子宮内膜癌の新たな治療システムの開発に貢献が可能である。
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