研究課題/領域番号 |
22591876
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
野口 佳裕 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (50282752)
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研究分担者 |
高橋 正時 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (80401355)
伊藤 卓 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (40401400)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 老人性難聴 / 内耳 / 蝸牛 / 加齢 / マイクロ RNA / mRNA / 発現解析 / C57BL/6 / マイクロRNA / マウス |
研究概要 |
microRNA(miRNA)は約22塩基対より成る二重鎖非翻訳性RNAである。ターゲットとなるmRNAの翻訳や安定性を制御し、種々の疾患や老人性変化に関与する。本研究では、老人性難聴モデルマウスの蝸牛におけるmiRNAの経時的な発現を解析し、老人性難聴病態を明らかにすることを目的とする。 C57BL/6を老人性難聴モデルマウスとして用いた。聴性脳幹反応(ABR)と歪成分耳音響放射(DPOAE)により聴覚機能を評価した。周波数8、16、32kHzの短音刺激に対するABR検出閾値は、10カ月の時点で急速に悪化し、16カ月に反応が認められなくなった。DPレベルは徐々に低下し、12カ月までにノイズレベルに達した。1カ月齢18匹36耳、10カ月齢18匹36耳、16カ月齢15匹30耳をmiRNA発現解析に用いた。RNAlater内で、迷路骨包から膜迷路を摘出した。smallRNAを含む全RNAを各月齢グループごとに抽出し、Agilent2100バイオアナライザーにて品質チェックを行った。miRNA発現解析にはmiRCURYLNAmicroRNAArrayを用いた。非階層クラスター分析により、計42の老人性難聴に関連しうる候補miRNAを同定した。
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