研究課題/領域番号 |
22591883
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
森 望 香川大学, 医学部, 教授 (90124883)
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研究分担者 |
宮下 武憲 香川大学, 医学部, 助教 (60363214)
秋山 貢佐 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (40568838)
稲本 隆平 香川大学, 医学部附属病院, その他 (50581047)
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連携研究者 |
松原 あい
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | メニエール病 / β受容体 / 内リンパ嚢 / 内リンパ圧 / ストレス / ラット内リンパ嚢 / 上皮細胞 / 中間部 / アドレナリン受容体 / RT-PCR / 免疫組織学 / β_2-AR / β_3-AR / βアドレナリン受容体 / カテコールアミン / βアゴニスト / 内耳圧 |
研究概要 |
カテコールアミンがβ作用により蝸牛および前庭半規管の内リンパ圧を上昇させるが、内リンパ嚢閉塞動物(モルモット)では上昇しないことからこの上昇作用には内リンパ嚢が大きく関与していることが考えられる。また、その上昇量は蝸牛の方が前庭半規管より大きいことが示されたが、このことはメニエール病においても蝸牛症状の方が前庭症状より起こる頻度が高いことと関連していると考えられる。ラット内リンパ嚢上皮細胞(中間部)にβ2アドレナリン受容体の特異的な強い発現が認められたことはカテコーラミンはβ2作用により内リンパ嚢直流電位を低下はさせるとする電気生理学的報告と符合するものであった。カテコールアミンが内リンパ嚢のβ2アドレナリン受容体を介してリンパ圧上昇作用を起こすことが示されたことは、ストレスがメニエール病発症、症状悪化に関与しているとの臨床所見に基礎的な根拠を与えるものと考えられる。
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