• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

蝸牛グルコースイメージングを用いた内耳性難聴発症機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22591887
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

鈴木 敏弘  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20275225)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2012年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード蝸牛 / グルコース / ギャップ結合 / 難聴
研究概要

蝸牛内グルコース輸送は、我々がこれまでに並行して研究し、解明した内リンパ電位産生の基礎的メカニズム成立のために必要不可欠な機構であり、本研究は蝸牛のホメオスターシス維持機構およびその障害による難聴発症機序の解明にきわめて重要であるものと考える。前年度に引き続きギャップ結合を介した細胞間グルコース輸送機構とその障害を、非代謝性蛍光グルコース誘導体6-NBDGを用いたグルコースイメージングにより細胞レベルで検討した。すなわち前年度はギャップ結合をもたないHeLa細胞にギャップ結合蛋白コネキシン26遺伝子をトランスフェクトしてギャップ結合を発現させ、非代謝性蛍光グルコース誘導体6-NBDGをマイクロインジェクションして隣接する細胞への蛍光の拡散を確認したが、今年度はさらにギャップ結合阻害剤ヘプタノールをメディウムに加え、細胞間グルコース輸送におけるギャップ結合阻害効果について検討した。その結果、ギャップ結合阻害剤ヘプタノール投与後は蛍光グルコースアナログの拡散は認められず、ギャップ結合を介した細胞間グルコース輸送をIn vitroで確認し、細胞間グルコース輸送におけるギャップ結合の重要性についての基礎的データとすることができた。また実験的内リンパ水腫モルモットの蝸牛管外側壁を用いて、グルコースイメージングによるグルコース輸送とその障害について検討するために、動物モデル作成にとりかかった。

報告書

(2件)
  • 2011 実績報告書
  • 2010 実績報告書

URL: 

公開日: 2010-08-23   更新日: 2019-07-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi