研究課題/領域番号 |
22591893
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 秀明 産業医科大学, 医学部, 教授 (20187751)
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研究分担者 |
若杉 哲郎 産業医科大学, 医学部, 助教 (20461569)
橋田 光一 産業医科大学, 医学部, 講師 (90389461)
柴田 美雅 産業医科大学, 医学部, 講師 (90512187)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 中耳真珠腫 / 水素イオン / 骨吸収 / バリア機能 / pH / フィラグリン / 電子顕微鏡 / 共焦点レーザー操作顕微鏡 / 共焦点レーザー走査顕微鏡 / 中耳真珠種 / 水素イオンセンサー / 透過性 |
研究概要 |
手術時に採取した真珠腫組織のpHを測定したところ弱酸性であった。リン脂質結合pH指示薬を用いて基底膜近傍のpHを測定した結果、乳突洞粘膜よりも真珠腫上皮のほうが低かった。ランタンを細胞間隙トレーサーとして用い電顕で観察すると、真珠腫上皮の全層にランタンが侵入していた。真珠腫上皮ではバリア機能が障害されており、内部の酸性pHが上皮を透過して隣接する骨組織を脱灰・吸収する機序が考えられた。
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