研究課題/領域番号 |
22591957
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 防衛医科大学校 |
研究代表者 |
伊藤 正孝 防衛医科大学校, 医学教育部医学科専門課程, 准教授 (30534896)
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研究分担者 |
今城 純子 防衛医科大学校, 医学教育部医学科専門課程, 教授 (20223323)
唐澤 容子 (唐沢 容子) 防衛医科大学校, 医学教育部医学科専門課程, 助教 (60535540)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 3次元培養 / 再生医学 / 涙腺 / 発生分化 / ドライアイ / 細胞培養 / 外分泌腺 / 細胞生物学 / マウス / 幹細胞 / ドラアイアイ |
研究概要 |
マトリゲルなど、複数のマトリックスを用いて3次元培養をしたが、導管構造を作り出すことが困難であったため、涙腺上皮細胞をair-lift培養したところ数週間で角膜・結膜および皮膚様の構造物が生じた。次に、涙腺上皮細胞から分泌されている、上皮成長因子(EGF)と肝細胞成長因子(HGF)を、それぞれの阻害剤と組み合わせて投与したところ、EGFまたはHGFの一方を阻害した場合には、他方の増殖因子を投与しても増殖促進作用は弱く細胞死抑制効果も低下した。更に両者を阻害すると、全ての細胞が死滅した。以上の結果より、涙腺上皮細胞は培養環境で近縁の異なる組織に分化しうることが示唆され、分化・増殖には複数の因子が関与していることが示唆された。
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