研究課題/領域番号 |
22591978
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 近畿大学 (2012) 大阪大学 (2010-2011) |
研究代表者 |
神山 雅史 近畿大学, 医学部附属病院, 講師 (20403074)
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研究分担者 |
臼井 規朗 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (30273626)
谷 岳人 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (60467561)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 再生医療 / 機能的層構造 / 気管軟骨 / 細胞積層化 / 細胞シート工学 / Tissue engineering / Cylindrical cartilage / 回転培養 |
研究概要 |
本研究では、家兎の耳介軟骨より作製した軟骨シートを用い、これを我々が開発したin vitroにおける回転培養法にて足場を用いない円筒状構造物として再生させた上で、さらに繊維芽細胞層、円柱繊毛上皮層という機能の異なる層構造を有する細胞シートを作製した。この細胞シート群を、種類の異なる細胞を層状に培養する目的で開発された細胞積層化技術を応用して、外層に繊維芽細胞層、中層に軟骨細胞層、内層に円柱繊毛上皮層を積層化し、回転培養法で円筒状の機能的構造体とすることを試みたが現時点では困難であった。本法によって機能的層構造を有した気管の再生が可能となれば、小児のように広範囲の気管を再生気管によって置換する治療法への道が開かれると考えられる。
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