研究課題
基盤研究(C)
破骨細胞の分化・成熟化には細胞内カルシウムシグナルの活性化と、それに続く様々な転写因子の作用、遺伝子発現誘導、タンパク機能が必須である。そこで、細胞機能の主軸となるカルシウムシグナルを駆動される機構に注目し、そのきっかけとなる細胞内カルシウム濃度の上昇はどのように引き起こされるのか、細胞内にカルシウムを流入させる膜局在カルシウムチャンネルTransient Receptor Potential Vanilloid 4 (TRPV4)の破骨細胞における機能調節機構を検討した。TRPV4の作用によりカルシウムカルモジュリン複合体が細胞内で増加し、それがTRPV4のカルモジュリン結合領域に応答すること、さらに非筋型ミオシンがカルモジュリン結合領域の構成分子となり、細胞の遊走性に関与していることが明らかとなった。
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