研究課題/領域番号 |
22592076
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
加茂 政晴 岩手医科大学, 歯学部, 准教授 (40214564)
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研究分担者 |
石崎 明 岩手医科大学, 歯学部, 教授 (20356439)
帖佐 直幸 岩手医科大学, 歯学部, 助教 (80326694)
陳 明珠 岩手医科大学, 歯学部, 研究員 (30438501)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 口腔生化学 / 癌 / アノイキス / 口腔扁平上皮癌細胞 / 上皮間葉転換 / 細胞外マトリックス / TGF-β / ガレクチン-1 / EMT / 口腔扁平上皮癌 / 細胞遊走 / プロテオミクス / 歯学 / シグナル伝達 / タンパク質 / プロテオーム |
研究概要 |
上皮由来の腫瘍細胞が転移を起こすには、アノイキスを回避する必要がある。ヒト口腔扁平上皮癌細胞(hOSCC)HSC-3では、ガレクチン-1が、アノイキスを抑制する因子であり、上皮成長因子受容体に結合して細胞の生存のシグナルを増強させて、アノイキスを抑制することが示された。一方、アノイキスの回避は上皮間葉転換により間葉系細胞の性質を得ることにより可能となる。 hOSCC細胞ではTGF-βへの反応性と上皮間葉転換の程度との間に相関性が認められた。最も顕著にTGF-βに反応したHSC-4細胞では、TGF-β刺激により誘導される上皮間葉転換、及び同刺激によりインテグリン依存的に誘導される遊走能は転写因子Slugを介することが明らかとなった。
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