研究概要 |
根管内視鏡ナビゲーションシステムを臨床に応用するには医科用ナビゲーションシステムに優る精度が求められる.ナビゲーションシステムに影響を及ぼす因子としては3次元再構築画像のセグメンテーション誤差,位置情報統合誤差,位置センサー誤差,マーカーのずれ,内視鏡画像の歪みなどが考えられた.そこで内視鏡画像の歪みに対して画像補正ソフトを製作し,誤差の補正を試みた.位置情報統合誤差,位置センサー誤差,マーカーのずれの因子を含むナビゲーションシステムの総合精度を検証した結果,本システムの精度向上が確認され,臨床応用の可能性が示唆された.
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